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(3)満足指数のこと

「満足指数」についておたずねがありました。評点のしかたは「えーっと……、2コンマ……6……」などのような思いつきの数字ではなく、一応デジタル仕立てになっています(笑)。

私の好みは先述したとおり、「形はさっぱり、ほどよくさばける」。これを私なりに算式に表してみました。知りたい人がいるとは思えませんが(笑)、以下にまとめ、結びとします。

(追記)村山隆治さん(詰将棋作家・故人)が作品集『五風十雨』で示された「新評価法基準」に、大いに啓発されました。

【満足指数 算出方法】

(1)算出に必要な項目

・手数 a
・盤面枚数 b
・持駒枚数 c
・使用枚数 d(=b+c)
・使用枠(面積) e
・詰め上がり枚数 f
・使用枚数に対し、詰め上がりで残った枚数の割合 g(=f÷d)

(2)次の算式にあてはめる。この値(h)は小さいほどいい

h=(b+d+e)×g÷(a+2)

(3)hの値を(5段階評価のような)分かりやすいものにするため、次の算式により変換し、満足指数とする。この値(i)は大きいほどいい

i=5÷(h+1)+1

(例)拙作を例に、数値を求めてみます

No.27 初形「K」


(詰め上がり)▲2三馬まで11手詰


・手数(a)11
・盤面枚数(b)6
・持駒枚数(c)2
・使用枚数(d)8
・使用枠(面積)(e)9(※塗りつぶしたところ)
・詰め上がり枚数(f)5
・使用枚数に対し、詰め上がりで残った枚数の割合(g)0.625

h= (6+8+9)×0.625÷(11+2)= 1.106
i= 5÷(1.106+1)+1= 3.37(満足指数)

3.37という値は、全29局中、上から数えて11番目。中の上といったところでしょうか



初詣 創作詰将棋選集
著者:原田浩光
発行日:2019/10/01
サイズ:A6(文庫サイズ)
製本方法:中綴じ(針金綴じ)
ページ数:64ページ


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(2)問いと答えを見開きに

サイズはA6(文庫サイズ)、針金綴じ。月刊誌「将棋世界」の付録がお手本です。平成の終わりを節目に、29局を選びました。

ページの半分は図柄(図面)との思いから、コート紙(光沢があり、カタログなどに使われる)を使用。こちらはやや指し過ぎだったかもしれません(笑)。

レイアウトに、解かない人も楽しめる工夫を。問いと答えを見開きにし、作品の成り立ちがより分かるように。解説欄には創作した経緯などを多めに。手順にはほとんど触れていません。

さらには、作品ごとに作者たる私の自己満足度を「満足指数」として記しました。形はさっぱり、ほどよくさばけるをよしとする。妙手はあれば幸いという程度。おそらく解く人の評価とはかなり異なるでしょう。

谷川浩司九段いわく、「盤面10枚、持駒3枚、使用枠5×5(25)以内が好形の目安と言えそうである」(『月下推敲』より)。私の29局の平均はそれぞれ6.8枚、2.4枚、14.1。はい、かなり薄めの味に仕上げています(笑)。

(3)に続く)



初詣 創作詰将棋選集
著者:原田浩光
発行日:2019/10/01
サイズ:A6(文庫サイズ)
製本方法:中綴じ(針金綴じ)
ページ数:64ページ


9月に開いたオンラインショップ。いくつかの将棋情報サイトで紹介され、おかげさまでぽつぽつとご注文いただけるようになりました。来年はプロモーションミックスに努めねば。

表題は「12・3はひふみんの日」にあやかって銘打ちました。効果のほどはいかばかりか。まあこれも経験、まずはやってみよう!ということで、



歳末セールを行います。全品20%off。この機会にぜひご利用ください。

オンラインショップ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン
https://shogi121.thebase.in

●期間
12月1日(日)0:00から12月10日(火)23:59まで

●内容
全品20%割引

●レッスンのお申し込みについて
・初めて受講される方は、「将棋レッスン ワン・トゥ・ワン」のウェブサイト(お申し込みフォーム)から別途お申し込み(ご連絡)をお願いいたします
・レッスンの開始時期は任意です。例えば今回申し込みをし、レッスンのスタートは来春からとするなども可能です

12・1はワン・トゥ・ワンの日。来年はイベントも開けたら。


(1)私が楽しいと思えるものを

オンラインショップを開き、布盤を売ることを決めたが、商品が一つでは寂し過ぎる−−。本書をまとめた動機に他なりません。枯れ木も山の賑わい(笑)。

私は詰将棋を解くのが苦手。新聞や雑誌で問題を見掛けても、考える気が起きない。棋力も気力(根気)も乏しいようです。けれど作ることは楽しめる。ここ10年ほどで、数もそれなりに増えました。

自己満足のそしりは免れない。私にもいささかの恥じらいはありますからね(笑)。しばしためらっていたとき、若島正さん(詰将棋界の重鎮)の新刊(『盤上のフロンティア』)のあとがきが目に留まりました。

いわく、「詰将棋は自由である」「他人が作るどんな作品も詰将棋だと思っている」「詰将棋作家は、自由になるために詰将棋を作る。他人の意見を気にする必要はまったくない。自分の好きなように作ればいいのである」

おかげで励まされました。私が楽しめばいい。私が楽しいと思えるものを作ればいいと。さらには、私に似た解けない人、解かない人にも楽しんでもらえるものにしようと決心しました。

(2)に続く)



初詣 創作詰将棋選集
著者:原田浩光
発行日:2019/10/01
サイズ:A6(文庫サイズ)
製本方法:中綴じ(針金綴じ)
ページ数:64ページ


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(3)これからも新作を

升目となるチェック柄は、数ある中から「ガンクラブチェック」をチョイス。私の拙い叩き台は、デザイナーさんが器用にトレースしてくれました。色も自在に変えられると聞き、勇気百倍。

ランチョンマットでもあることから、まずは赤やオレンジ、黄色を使いたかった。どれも食欲をそそる色。地の黄色はカヤ盤にも通じるかと。私の案を図柄にしてもらうと、何やら子供服みたいで…(笑)。適宜調整してもらいました。

素材は、11号帆布(綿100%)の手触りが気に入った。一時(今もかな)帆布のトートバッグが流行ったでしょう。しっかりとしていて、使い込むほどに味が出てくるようです。

ネーミングは、ズバリそのまま「将棋*ランチョンマット」に。*(記号)は「掛ける」の意味合いです。将棋盤にもなるランチョンマット。逆もまた然り。

私の大学の先輩は、若くして空調関係の会社(どちらかと言うとガテン系)を興した。毎年おしゃれなTシャツ(作業着=ユニフォームですね)を作っているのを、うらやましく感じたことを思い出しました。

ランチョンマット大のまっさらなキャンバスに、自由にデザインを施す。これからも新作を手掛けていけたら、どんなに素敵なことでしょう。



将棋*ランチョンマット【チェック柄・赤/オレンジ】
価格:1,800円(税込)
サイズ:約35×50cm
生地:11号帆布(綿100%)
加工:周囲縫製


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