好きなときに気軽に将棋が指せる場所。将棋道場は、かつては都心なら山手線のほぼ各駅にあったとか。今ではインターネットで四六時中、世界中の人と対局できるようになった。それでもやはり対面して切った張ったの勝負をするからこその楽しさも確かに存在します。

昔の道場はたばこの煙がもうもう。場末感が満載で人間ウォッチングには事欠かなかった。まずはおじさんたちの好奇の目を凌がなくてはなりません。

今は禁煙や分煙がほとんど。敷居はかなり低くなりました。初心者や女性、子供が通いやすいよう、勝負より交流に重きを置いているところ、初級者向けの「緩い」大会を併設しているところもあります。自分に似た境遇の棋友を見つけるには好手でしょう。まずは勇気を出して最初の一歩を踏み出してください。

子供ならではの振る舞いや早指しに翻弄され、原始棒銀であっという間に吹っ飛ばされるかもしれません。まあ誰でも最初はそんなもの。棒銀は嫌いでも、将棋は嫌いにならないでください。

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