21世紀は女性の時代。直感の時代、右脳の時代とも言われます。時代の趨勢をもとに、女性たちがいち早く変わり始め、輝きを増している。まあ、もともと女性の方が偉いんですよ(笑)。右脳ブームのときには、男脳と女脳の考察も随分と話題になりました。

いつの世も、男の子は物で遊びたがり、女の子は人と交わるのが好き。男性は何かを制御し支配し、上に昇り詰めることを好む。女性は関係性、人間のことに興味を抱く。

男脳=論理的、好戦的(争いを好む)、冒険志向
女脳=感情的、平和主義、安定志向 などと比較されます。

将棋がゲームとして秀逸なのは疑いがないとして、実際にそこで行われていることは「戦争」そのものでしょう。敵の城をぶっ壊し、大将を討ち取る。その過程は策略や陰謀に満ちている…。

野蛮な「前時代的な」ゲームなんですね。男脳で作られたことは明らかかと。ならば男脳を使える方がいい。男性ないしは男性っぽい人が向いている由です。

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のどかさや一円玉は歩の代はり(4年前に作った句)。参加2名でした。

【メニュー】
・次の一手(棋書より)
・対局
・Q&A

・対局(Mさん)
▲7六歩△3四歩▲6六歩△3二飛▲7七角△4二銀(相振り飛車)

(図は△4六歩まで)


図から▲6一飛成△同銀▲同竜が最後のチャンスだった。実戦は▲4三銀成(悪手)△4七歩成▲同金△4六歩▲5二成銀△4七歩成▲同飛成△4六歩以下後手の勝ち。

・対局(KWさん)
▲2六歩△8四歩▲2五歩△3二金▲7六歩△8五歩(角換わり)

(図は△3三同金まで)


図からシンプルに▲2四馬△同金▲同飛は有力だった。実戦は▲2二銀△4三金▲2四飛△6九角▲7九金△1四角成▲3四飛△同金▲同馬△6二玉▲5五桂と進んだ。


(その1はこちら

【KWさん】
・詰棋譜並べ
・対局
・Q&A

・詰将棋並べ

(原案)


KWさん作。(作意)▲2二金△同玉▲2三歩成△同角▲3三歩成△1二玉▲2三と△同玉▲3四角△2四玉▲2五銀△1五玉▲1六銀打まで13手詰。6手目△3三同桂は▲3四桂△1二玉▲2一銀△同玉▲2三飛成△3一玉▲3二竜まで同手数駒余り。但し4手目△2三同玉が詰まないようです…。

(改案)


攻方2七の飛車を竜に。(作意)▲2三歩成△同角▲2二金△同玉▲3三歩成△1二玉▲2三と△同玉▲3四角△2四玉▲2五銀△3五玉▲3六竜まで13手詰。初手▲2二金は△同玉で不詰。2手目△同玉は▲3三歩成△同桂▲3四銀△1二玉▲2二金△同玉▲1四桂△1二玉▲2二竜まで。6手目△3三同桂は▲3四桂△1二玉▲2一銀以下同手数駒余り。この変化が作意なら理想的ですが、いかんせん駒が余るので…。

・対局
▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲7八金△8四歩(角換わり)

(図は△6三同玉まで)


図は先手の飛車がピンチ。ここから▲7四角!が絶妙手でした。以下△同飛▲7五金(▲7五歩△8四飛▲7四金がまさった)△同飛▲同飛△6二金▲7四飛打(▲8一飛くらいでどうか)△6一桂▲7三飛成△同桂▲5五桂△5二玉▲4三桂成△同玉と進み、先手切れ模様に。


先哲の顔にも似たりかじけ猫(3年前に作った句)。参加3名。参加者同士で練習対局もできました。

【HRさん】初参加
・なんでも相談(中飛車、学習方法、その他)
・対局
・Q&A

・対局
▲5六歩△8四歩▲7六歩△3四歩▲5八飛△6二銀(先手中飛車)

(図は△6四金まで)


図の△6四金(飛車と成桂の両取り)に▲同成桂が冷静な好手。△5九香成▲同金左で二枚換えとなり、自陣が引き締まりました。以下△6六歩▲同歩△7五歩▲6五歩△7六歩▲5五角△8六飛▲5四成桂△8九飛成▲5三銀と進み、終盤戦へ。

【Mさん】
・対局における心構えなど
・対局
・Q&A

・対局
▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩▲7八銀△6二銀(向かい飛車)

(図は△4二同玉まで)


図から(1)▲7二竜△6二歩▲1六銀に△1七香▲同玉△2五桂打▲同銀△同桂以下後手の勝ち。代えて(2)▲5一角は先手の勝ち筋だったようです。以下△5三玉▲5四銀!△同玉▲5五金△5三玉▲7一角△5二玉▲6二角左成△同竜▲同角成△同玉▲7二飛△5三玉▲5一竜△6三玉▲7三飛成まで。長いですね…(笑)。

その2に続く)


恭賀新年。今年も楽しく指しましょう。昨年は主に上達のヒントをつらつらと書きました。やや理屈が過ぎたかもしれません。今年はもう少しざっくばらんに、楽しさや効用などにも触れたいと思います。

将棋の歴史を紐解くと、中世の貴族、戦国武将、江戸の家元から近代まで、長らく男の娯楽でした。今も愛好者は男性に偏り、女性のプロ棋士は未だ誕生に至っていません。

表題の「男もすなる」は、紀貫之「土佐日記」の書き出し。男もすなる将棋といふものを、女もしてみむとて……。

将棋は男向きのゲームなのか。女性が将棋を指すと、男性との違いはどこにあるのか(ないのか)。いわゆる女性的な思考や感情は、将棋の指し手にどう影響するのか。これらについても愚考を綴ってみたいと思います。

あっそれから、今年はオンラインショップを開く予定です。どうぞごひいきに。

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